大阪・関西万博で日スペインDONES 技術ワークショップ開催
大阪・関西万博のスペインパビリオンにて開催された「DONES Day Expo Osaka 2025」にて日スペインDONES 技術ワークショップを行いました。
2025年大阪・関西万博のイベントの一環として、5月12日(月)にスペインパビリオンにて「DONES Day Expo Osaka 2025」が開催され、核融合発電(フュージョン・エネルギー)に関する、日スペイン政府間の署名式の後、J-Fusionはスペイン関係機関とともにワークショップ、ビジネスマッチング等と共催しました。
このイベントの目的は、IFMIF-DONESから生まれるビジネス機会を紹介し、日本とスペインの企業間のフュージョンエネルギー分野の産業協力を促進することです。
IFMIF-DONESは、IFMIF/EVEDAを基にしたスペイン・クロアチアが主導する核融合中性子源計画です。スペインのグラナダでは既に建屋の建設が始まり、2034年の運転を計画しています。
Part Iでは、政府機関からの挨拶、核融合プロジェクトの基調講演が行われた後、文部科学省とスペインの科学・イノベーション・大学省(MICIU)との、DONES計画推進のための覚書への署名式が行われました。
PartⅡでは、「Japan-Spain DONES Technology Workshop」と題し、ワークショップの開会に先立ち、スペイン側の代表としてメルセド・ペレツCDTIマネージャーが、J-Fusionを代表して山田安秀企画部会長が開会の挨拶をしました。
その後に日本とスペインの核融合関連企業各社が自社技術の紹介を行いました。日本の産業界からはJ-Fusion参加企業の助川電気工業、清水建設、MORESCO、京都フュージョニアリング、キャノン電子管デバイスの5社が技術紹介を行いました。スペインからは6社の企業紹介と2機関からのIFMIF-DONES計画の紹介がありました。
講演の後には、スペインパビリオン内でのビジネスマッチングが行われ29組の面談が組まれました。
詳細はこちら