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フュージョンエネルギー産業早期実現へ効果的な官民連携を目指し、分野横断での議論を開始
〜J-Fusion会員18社によるプレワークショップを対面開催〜
2025年7月25日、J-Fusionとして国の政策へ産業界からの意見をまとめる活動を担う「政策提言部会」主催で、J-Fusion会員企業18社と外部有識者によるワークショップを開催、産業界としてフュージョンエネルギー産業の実現に向けた具体的かつ実効性のあるアプローチを議論しました。


【開催の背景】
2025年6月、政府による『フュージョンエネルギー・イノベーション戦略』改定が行われ、フュージョンエネルギーの社会実装へ一歩踏み込んだアクションとして、タスクフォースによる取りまとめを行うことが明記されました。
「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」(令和5年4月14日)より一部抜粋
▶︎内閣府ホームページ: https://www8.cao.go.jp/cstp/fusion/index.html
「特にフュージョンエネルギーの社会実装に向けては、現状の技術成熟度の評価に加え、技術開発から事業化に至るまでのビジネスモデル、原型炉やパイロットプラントをはじめとする将来のフュージョン装置のコストやファイナンス、円滑な技術移転を進めるための方策、サイト選定の進め方、実施主体の在り方、社会実装に繋がる発電実証の定義、安全確保に向けた取組等について検討する必要がある。そのため、内閣府にタスクフォースを設置し、関係省庁の協力を得ながら、フュージョンエネルギーの社会実装を目指すに当たって考慮すべき課題について検討することとし、産業の予見性を高める観点から、諸外国や異なる技術分野の状況も参考に令和7年度中の取りまとめを目指す。」
これを受け、J-Fusionでは、技術・資金・人材・制度等における分野横断的な課題について、社会実装に向け目指すべき姿とのギャップを明確し、優先度の高いニーズと具体的な支援のあり方を定義する議論を開始しました。
今回のワークショップでは、本格的な議論に向けた課題の整理・可視化を目指し、フュージョンエネルギー関連業界各社の意見を持ち寄って議論を行いました。
今後も、政策的・実務的なアクションの提示に向け、ステークホルダーとともに検討を深める機会を予定しています。
【プレワークショップ開催概要】
開催日時:2025年7月25日(金) 9:00~18:00
開催場所:PiO PARK(東京都大田区)
参加者:J-Fusion会員企業、外部有識者(総勢24名)
一般社団法人フュージョンエネルギー産業協議会 事務局
〒162-0833
東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル2階
有限会社ビジョンブリッジ内
TEL: 03-5229-6884 FAX:03-5229-6889
E-mail: info@jfusion.jp